秘境で温泉を楽しむ! 四徳温泉キャンプ場紹介

Egnath

2018年10月31日 12:16


こんにちは〜、Egnathです。

10月6〜8日の3連休に出撃した「四徳温泉キャンプ場」について、紹介します。


ロケーション&アクセス




四徳温泉キャンプ場は、中央アルプスと南アルプスを東西にした南信州の非常に深い山あいに位置しています。


東京から中央道を使ってアクセスする場合、駒ヶ根ICから街中を通って県道210号線を行くのが最短ですが…


途中からかなり険しい山道になるので要注意です。

例えると、道志みちの道幅を2/3にして、さらに急勾配にしたような、と言えば分かるでしょうか(笑)なかなかの秘境っぷりです。

駒ヶ根ICから約30、40分ほどですが、運転に自信がない人にはキツイかもしれません。


もう一つの行き方として、中川村役場横を通って、陣馬形山経由で行く手もあります。

参考記事:天空の「陣馬形山キャンプ場」 完全攻略!

こちらの方がさらに10分ほど遠くなりますが、道は少し広めで210号線を使う距離も短くなります。


なお、キャンプ場には、食料品販売はおろか自販機すらありませんので、忘れ物厳禁です。

さもないと私のように40分かけて下界に降りることになります(笑)



サイト紹介



四徳温泉キャンプ場には3つのサイトがあります。

①区間サイトの「オートサイト」
②フリーサイト・車乗入れ可の「サニーサイト」
③フリーサイト・車乗入れ不可の「フォレストサイト」

県道210号横を流れる四徳川を挟んで、右側の敷地に「オートサイト」と「フォレストサイト」、左側に「サニーサイト」があります。

四徳温泉に行くことを決めたとして、初訪問の際にはサイト選択でまず迷うと思います。

それぞれ一長一短あって悩ましいんですよね〜



①オートサイト

管理棟のある右側の敷地にあります。


メインの小道の両側に、段々畑のように区間サイトが広がっています。



高低差があるため、心理的なプライベート感はそこそこある感じでした(見えないわけではない)。



サイトの広さはマチマチです。
10番や13番あたりはグルキャン向きの大型サイトです。
通常サイトなら、最深部にある20番が広い印象でした。

もっともサイト指定できないので、どこに当たるかは運次第みたいです。

大型テントを使う方は管理人さんに事前に相談した方が良いかもしれませんね。


ちなみに、四徳温泉キャンプ場を1回利用すると、「村人」と呼ばれる「会員」(有料)になる権利がもらえ、会員になればサイト指定できるそうです。




ちょうどオートサイトの真ん中あたりには広場があり、炊事場と、

一段下がったところにトイレがあります。

最深部の20番あたりだと、高低差もあるのでトイレまではちょっと遠い印象でしたね。



②サニーサイト
今回我々が利用したサイトです。

フリーサイトですが、利用数を8サイトまでに制限しているので、混雑期でもテントだらけの「カオス状態」になる心配はありません。


レイアウトは大きい広場(6サイト用)と高台の小さい広場(2サイト用)に分かれています。

車は設営撤収時のみ乗り入れ可能で、すぐ近くに駐車場があります。おかげで結構広々してます。


サニーサイトは、木々に覆われていないので星空撮るのに良いと思います。

私は逆転負けを喰らいましたが(笑)



大きい広場から、川遊びにいける階段があります。夏場の水遊び重視ならオートサイトより、こっちの方が楽しめそうです。


ただし、残念なことが1点。

トイレが道を挟んだオートサイト側にしかありません。

小さなお子さん連れだと、トイレの往き来(往復400mぐらい?)がかなり面倒だと思います。目立たない所に仮設トイレでもあると良いんですけどね〜



③フォレストサイト

フォレストサイトは、オートサイト側の小川を挟んだ森の中にあります。


こちらもフリーサイトですが、車乗入れができないので、手押し車搬入になります。


まさに森の中という感じで、ワイルド派には良いかも。


ただ、搬入経路はかなりの急斜面。

個人的には大型テントよりも軽量テントがおススメ。
ソロ、デュオキャンプには最適。

こちらにはトイレもあります(小さなシンクもあります)。







炊事場・温泉ほか設備



写真を四徳温泉キャンプ場さんからお借りしました。

炊事場は、オートサイトに1カ所のみで後は水場2カ所だけ。

まあ綺麗さは普通かな。お湯は出ません。
洗剤も合成洗剤不可。備え付けの洗剤を使います。

水が出るところが限られているので、夏場はジャグ必須でしょうね。


薪は関東より北側の薪を使うことが禁止されています(なんでも放射能汚染の拡大を防ぐためにとか)。

薪は1500円で売られています。黄色い箱に入れて持っていきますが、おかわり自由なので、薪をいっぱい使いたい人には良いですね。


オートサイト真ん中の広場には常設のティピがあり、木工などのワークショップが開かれています。


アスレチックも点在してるので、小さいお子さま連れなら、悩んでオートサイトがいいかな〜と思います。


そして、四徳温泉キャンプ場の一番のポイントは温泉。


お風呂は美人の湯系です。

加温しており、循環もしてるかもしれませんが、塩素臭くはないです。

ph10.4の強アルカリパワーで、オッサンですらお肌ツルツルのモチモチになりますよ!(笑)

この点は非常に気に入りました。



湯上りのお休み処やカフェもあり、湯上り地ビールも楽しめます。



首都圏からは若干遠目ですが、星空も綺麗だし(写真撮れなかったけど)、温泉もあるしで、なかなか良いキャンプ場です。

陣馬形山にも20分で行けるロケーションを考えると、ファミリーの方は激混みの陣馬形山ではキャンプせず、こっちを利用するのも良いとおもいます。


おしまい。



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