前回記事の続きです。
2020/07/10
先日の西湖での「 合同進水式 」を経て、 私のカヌー熱 はますます高まる一方〜!!!次のカヌー遊びに向けて、先人達のブログを読み漁り、出撃候補地を探し回る日々が続いています…
間違いだらけのシングルパドル選び
さて、カヌーを始める上で大事な道具のもう一つがパドル。普通、パドルはカヌー本体とは別売になります。
私のアリーは中古艇だったので、アルミとプラの実用的なシングルパドルが1本だけ付いていました。
安いアルミのパドルをもう1本買って、慣れるまでそれで練習しようかなと思いましたが、
カナディアンカヌーは、やっぱり
木製パドルじゃないと雰囲気が出ないっ!(←形から入るタイプw)
ということで、あっさり物欲に負け(笑)、評判の良い「
カーライル」というメーカーの木製パドルをナチュラムさんから買ってみました。
その時、悩んだのがパドルの長さ。
パドルの適正サイズは、舩幅や着座位置なども関係するので一義的に決めるのは難しいようですが、他の方のブログなどをみてると、大体、肩上から鼻下あたりに収まるのが普通のよう。
カーライルの場合、長さは145センチと152センチの2種類しかなく、形はスクエア形状の「スカウト」タイプとラウンド形状の「ビーバーテイル」タイプの計4種類の組み合わせから選ぶことになります。
イロイロ調べても良く分からないので、身長178センチの私用には152センチ、奥さん用には145センチと決め、私用は「スカウト」、奥さん用はクラシカルな「ビーバーテイル」にしてみました。
で、西湖で違いを試そうと、両方使ってみましたが…
正直よく分からんw
どっちが漕ぎにくいということもなく、素人にはどっちも良いとも悪いとも言いようがない。
それにしても、ダブルパドルだと適正サイズの解説をよく見かけますが、
(モンベルカタログより)
シングルパドルはユーザーが少ないせいか、よく見る上のやり方を除いて、日本語で解説したものはほとんど見かけません。
でも、これだと実物で確認しないと分からないわけで、コロナ禍のなか、ポチッとしたい人には向かないじゃん…
ということで、この記事を書くために海外サイトを検索したところ、流石アウトドア大国アメリカ、沢山解説が見つかりました。
その中でも最も多かったのは、トルソーサイズ(座高)でパドルの長さを決める方法。
トルソーサイズとは、この場合、椅子に座った姿勢で座面から鼻までの高さのこと。
分かりにくいので、いつものように日本代表モデルさんで示すと…
こんな感じ(笑)
私も測ったところ、78センチ。
立派な日本人男子の胴長体型でした。
米国のいろんなサイトに、トルソーサイズによる適正パドルサイズ表がありますが、インチ表示が面倒なのでインチ/センチ換算して作り直してみました。ご参考までに載せときます。
※後部座席のパドリングで過度の傾きを避けたい場合、2インチ長くすることを検討しても良いかもしれません。
※ソロでカヌー中央でパドリングする場合や舩幅が広い場合には、2インチ長くすることを推奨。
座高78センチぴったりはないので、その近傍から考えると、私のシングルパドル適正サイズは145センチ前後といったところでしょうか。
あらー、自分用に買ったパドル、もしかすると、ちょっと長すぎなのかな?
…奥さん用のパドルでも丁度いいぐらい。
さらに調べると、日本に入ってきている木製パドルの中では「
GREY OWL」というカナダのメーカーならサイズバリエーションが豊富。
フクロウのブランドマークがなかなか可愛いい。
しかも、カーライルの
3分の2のお値段やん。
ザワザワザワザワ…
何やら心がザワつきますが(笑)、今回海外サイトを調べてみると、パドルも色んな形があり、研究し甲斐がありそうです。
例えば、米国ウィスコンシン州のパドルメーカー「
Bending Branches 」のハンドメイドパドル。
見てるだけで、超楽しい〜
ソロ用のカナディアンカヌー向けダブルパドルなんてのも売ってます(しかもウッド!)。長さは260〜280cm。長っ!
そう言えば、敬愛する野田知佑氏も言ってたな。
"風が吹く中、シングルパドルでカナディアンカヌーを一人で漕ぐ時の無力さは言語道断。道具は「便利」でなくてはいけない。だから僕はカナディアンをダブルパドルで漕ぐ。シングルの方が絵になるが、ダブルの方が実用的だ"って。
カーライルをしばらく使ってみて、シングルパドルに慣れたら、考えてみようかなっ(←危険なパドル沼w)
まだまだ、つづきますw