君は富士山を見たか? 「富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ」で雨キャンプ!

Egnath

2017年08月16日 08:33



こんにちは〜、Egnathです。

8/11(金)の「山の日」から2泊3日で「富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ」へ出撃してきました。

事前の予報では「曇り時々雨」という予報でしたが、現地の富士宮市では「大雨・雷」警報が出るほどの大雨に見舞われました。

さて、悪天候のなか、果たして朝霧高原から臨む壮大な富士山は見えたのでしょうか(と、引っ張ってみるw)。


渋滞の列はつづ〜く〜…by ハマショー


我が家からYMCAのある朝霧高原まで、渋滞が無ければ車でおよそ2時間半の道程です。

9:00のアーリーチェックインを希望し、朝6時には出発しようと目論んでましたが、Egnath家で準備がスムーズに進むわけもなく、出発は1時間遅れの7時過ぎ。

当然渋滞が始まってます(笑)


今思えば帰りに比べれば可愛いものです…w

「悪天候とはいえ、お盆初日の『山の日』だけにYMCAも混んでるんだろうな…絶景ポイントは諦めるか…(泣)」と逸る気持ちを抑えながら、現着した時には11時を既に過ぎてました。

小雨のパラつくなか、管理棟のフレンドリーなお兄さんにチェックインを伝えたところ、

「今日のテント泊はEgnathさんだけですので、自由に張っちゃっていいっすよ♪ 雷がなるかもしれないので車もテント横に置いちゃって下さい。天候悪いですけど頑張って下さいね〜」とのこと。


…えーっと、今何て言いました?!!


えーっと、今日は「山の日」ですよね??


えーっと、この広大な草原で我が家1組ですか???


どーしよっ?!(汗)




車に戻り、嫁に伝えたところ、

え、ウソでしょ!」と超ドン引き。
団体客のいるロッジに変更しようと言い出す始末です。


ナチュブロガーのKさんに教えてもらった絶景ビューが拝める「丘の上」ポジションも難無く確保できました(当然)。

怪しげな虫と大量のトンボが飛び交うなか、車から出たくないと苦情を言う嫁子どもを車中に残し、独り新幕の「カヤード」を強行設営。


カヤード設営後は嫁にも手伝ってもらいながら、ミネルバも設営完了です。


「大草原の小さな家(離れ付き)」です(笑)



東京ドーム9個分の敷地にテント組は我が家のみ。

前回出撃の都心型キャンプ「道志の森 人工池周り」と、凄まじい落差w



ちなみに翌日から300メートルほど先に「お隣さん」が入居されました。




何とか盛り上げてみる


初日はずっと小雨続きでした。
富士山どころか、50メートル先ですら、霧&雨で霞んで見えません。


やることもなく早々とYMCAのお風呂に入り、ランプを灯して夜食を作ります。


夜食は、煮込みハンバーグとチーズポテト。


大人は赤ワインで「ウマー」の作戦です。


しかし、朝早起きしたことに加え天候が災いしてか、なんとなーくテント内は沈鬱な雰囲気(笑)

上の子は寝始めました。
下の子に至っては口が開きっぱなしです。

気分を盛り上げるため、LEDガーランドで飾り立ててみましたが、子ども達は早々と就寝。


そして夜半過ぎ、土砂降りの豪雨となりました。

カミナリが鳴っていたため、嫁はなかなか眠れなかったそうですが、私は疲れのあまり爆睡。

ちなみに20年選手のミネルバさんですが、雨漏り、床下浸水もなく、耐えてくれましたよ。

エライ!



2日目に期待!


翌朝。


朝霧高原の名に相応しく、朝から濃霧です。

しかし、徐々に天気が回復し、青空もチラホラ。
ただ富士山は厚い雲に覆われており、見えそうにありません。



そこで、ずっとカヤードでお籠りだった子ども達のストレス解消のため、午後から「まかいの牧場」に行くことにしました。

まかいの牧場はYMCAを出て数分のところにあります。


牧場に併設されたレストランでお昼を済ませた後、動物達と触れ合い三昧を楽しみました。







ちょっとした遊具もあります。



この日見えた唯一の富士山w


帰還後、夜食を終えた後やることもないので、しばしテント夜景を撮って、この日も終了。


夜食はお好み焼き。
洗い場まで丘を下って行かなければいけないので、もはや紙皿です。



真っ暗な中で、丘の上にEgnath家のみという、半端ない「ぼっち感」。




しかも何やら今まで聞いたことのないような、動物の鳴き声も聞こえてきます。

ホーッ、ホッホッホッホッ、ホーッ!

ほ、ホエザル?


そう言えば、夕方に草叢で何やら動物らしき物が動いていた様子を見たと、Egnath嫁は言ってました。


そして再び雨が降り始めました。



富士山は拝めるのでしょうか…



ラストチャンスの最終日!


朝4時過ぎ。

最後の望みをかけて、寝床から這い出ました。

富士山はというと…
見えた!


顔を出しているのは裾野だけですが、それでもこれまでで一番良いコンディションです。

頼む! 雲よ晴れてくれ〜!

おっ


おっ?



おー!



今回の出撃で唯一見えた富士山。



家族も慌てて叩き起こしました。

山頂部まで見えたのは数分だけでしたが、間違いなく今回の出撃のクライマックスでした。


…と思っていたのですが……


いきなり豪雨


天気予報では夜から「雨」
当初、レイトチェックアウト予定でしたが、雲が厚く張り出し始め、これ以上の回復は望みないと判断し、早目にチェックアウトすることにしました。

幸い最終日の午前中は比較的晴れていたため、幕は乾燥してます。


撤収の合間に子ども達を遊ばせます。



ところが、「乾撤」目前にして昼過ぎから再びゲリラ豪雨!
なんとかミネルバは本降りになる前に撤収できましたが、カヤードはアウト(泣)

カヤード内にしばし退避…

新幕おろし立て早々の雨撤収と相成りました。
豪雨の中、嫁子を車に避難させ、なんとか撤収完了。

当然、撤収作業写真なんてありません。


その後も雨は弱まる気配もなく、降り続けましたので、撤収強行して正解でした。

それにしても疲れた〜



***
ということで、「富士山キャンプ」という意味では中途半端な結末でしたが、広大な富士山YMCAの魅力を垣間見た出撃でした。



写真にはないですが、雨が止んだスキに場内を少し偵察し、ヘリポートの丘を更に超えた最深部にある噂の名所「ぴのこの丘」も見学しました。

焼け跡はもはやなく、当時の状況を知るのはもはや草木のみですが、トイレに行くにも徒歩で5分以上はかかるであろう、こんな場所に絶景を求めて突っ込んで行く「ぴのこ家の胆力」に感服しました。

ホント、トイレどうしたんだろう?

またこんな悪コンディションの中、「カヤード」が大活躍してくれました。


元々、「究極のブヨ対策」として購入を決意した新幕でしたが、朝霧高原の細かい霧雨を考えると、このタイミングでの購入は大正解でした(スポオソのセールに乗っかっただけとも言うw)。

オープンタープではキツかったでしょうね。

設営・撤収も簡単なので「快晴」で無ければ、暫く手放せなくなりそうです。

雨撤収は、正に「新幕アルアル」な余計なオチでしたが(笑)

帰りには帰省ラッシュにかかり、「中央道45キロ渋滞」を経験しましたが、11時過ぎになんとか帰宅。

疲れましたが、キャンプ経験値を稼いだ出撃となりました。

おしまい。



番外 朝霧の怪 ! 謎の靴下消失現象!!


最初の不思議な現象は2日めの早朝に発生しました。


Egnath嫁「あれ、あれ、あれー? 無ーい!」

Egnath「どしたのよ?(寝ぼけモード)」

Egnath嫁「靴下が片一方だけ無いんだよー、昨日の夜、枕元に置いといたのに〜」

Egnath「子どもが夜蹴っ飛ばして、どっか行ったんじゃないの(他人事モード)」

Egnath嫁「全部隈なく探したよ〜、それでも無いんだよー!」

Egnath「ふ〜ん、そのうち出てくんじゃね(超他人事モード)」



…そう、完全に他人事と思ってました。

翌朝までは。



Egnath「あれ、あれ、あれ、あれー? 無ーい!」

Egnath嫁「…(熟睡モード)」

Egnath「く、靴下が片一方だけ無い…」

枕元に置いといた靴下がありません(笑)

朝焼けの富士山を撮るため、早起きしたので、ブヨ対策に靴下は必携です。

必死に探しましたが見つからず、やむなく片足だけ靴下なしで撮影に行きました。


ブヨに怯えながら撮影を終え、その後も隈なく探しましたが全く見つかりません。


起きてきたEgnath嫁にも早速伝えます。

Egnath嫁「でっしょー! 昨日、あんた全く無関心モードだったけど、不思議でしょう!」

Egnath「…両方無いならまだ分かるんだけど、何故片方だけ…? ハッ、…もしかして妖怪の仕業!?」


ということで、靴下を片一方だけ盗んでいく妖怪を想像して姿を描く「妖怪絵心大会」を朝6時から決行しました。

描き手は私、嫁、キャントモ・シン(息子)。
審判は下の娘キャントモ・ヒマワリ。


せーの、ドン!



奥から
キャントモ・シン画伯「ようかい ラビッ盗(ラビットウ)」



右手前
Egnath嫁画伯「ようかい くつしたドロ棒」



左手前
Egnath画伯「ようかい 盗り男(トリオトコ)」




ヒマワリの「推し画伯」は「ようかい くつしたドロ棒」を描いたEgnath嫁画伯。


残念、自信があったんだけどなぁw

結局、靴下は撤収時にインナーマットの下から見つかりました(笑)


ほんとにおしまい。




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