こんにちは〜、Egnathです。
8/11(金)の「山の日」から2泊3日で「富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ」へ出撃してきました。
事前の予報では「曇り時々雨」という予報でしたが、現地の富士宮市では「大雨・雷」警報が出るほどの大雨に見舞われました。
さて、悪天候のなか、果たして朝霧高原から臨む壮大な富士山は見えたのでしょうか(と、引っ張ってみるw)。
渋滞の列はつづ〜く〜…by ハマショー
我が家からYMCAのある朝霧高原まで、渋滞が無ければ車でおよそ2時間半の道程です。
9:00のアーリーチェックインを希望し、朝6時には出発しようと目論んでましたが、Egnath家で準備がスムーズに進むわけもなく、出発は1時間遅れの7時過ぎ。
当然渋滞が始まってます(笑)
今思えば帰りに比べれば可愛いものです…w
「悪天候とはいえ、お盆初日の『山の日』だけにYMCAも混んでるんだろうな…絶景ポイントは諦めるか…(泣)」と逸る気持ちを抑えながら、現着した時には11時を既に過ぎてました。
小雨のパラつくなか、管理棟のフレンドリーなお兄さんにチェックインを伝えたところ、
「今日の
テント泊はEgnathさんだけですので、自由に張っちゃっていいっすよ♪ 雷がなるかもしれないので車もテント横に置いちゃって下さい。天候悪いですけど頑張って下さいね〜」とのこと。
…えーっと、今何て言いました?!!
えーっと、今日は「山の日」ですよね??
えーっと、この広大な草原で我が家1組ですか???
どーしよっ?!(汗)
車に戻り、嫁に伝えたところ、
「
え、ウソでしょ!」と超ドン引き。
団体客のいるロッジに変更しようと言い出す始末です。
ナチュブロガーの
Kさんに教えてもらった絶景ビューが拝める「丘の上」ポジションも
難無く確保できました(当然)。
怪しげな虫と大量のトンボが飛び交うなか、車から出たくないと苦情を言う嫁子どもを車中に残し、独り新幕の「カヤード」を強行設営。
カヤード設営後は嫁にも手伝ってもらいながら、ミネルバも設営完了です。
「大草原の小さな家(離れ付き)」です(笑)
東京ドーム9個分の敷地にテント組は我が家のみ。
前回出撃の都心型キャンプ「道志の森 人工池周り」と、凄まじい落差w
ちなみに翌日から300メートルほど先に「お隣さん」が入居されました。
何とか盛り上げてみる
初日はずっと小雨続きでした。
富士山どころか、50メートル先ですら、霧&雨で霞んで見えません。
やることもなく早々とYMCAのお風呂に入り、ランプを灯して夜食を作ります。
夜食は、煮込みハンバーグとチーズポテト。
大人は赤ワインで「ウマー」の作戦です。
しかし、朝早起きしたことに加え天候が災いしてか、なんとなーくテント内は沈鬱な雰囲気(笑)
上の子は寝始めました。
下の子に至っては口が開きっぱなしです。
気分を盛り上げるため、LEDガーランドで飾り立ててみましたが、子ども達は早々と就寝。
そして夜半過ぎ、土砂降りの豪雨となりました。
カミナリが鳴っていたため、嫁はなかなか眠れなかったそうですが、私は疲れのあまり爆睡。
ちなみに20年選手のミネルバさんですが、雨漏り、床下浸水もなく、耐えてくれましたよ。
エライ!
2日目に期待!
翌朝。
朝霧高原の名に相応しく、朝から濃霧です。
しかし、徐々に天気が回復し、青空もチラホラ。
ただ富士山は厚い雲に覆われており、見えそうにありません。
そこで、ずっとカヤードでお籠りだった子ども達のストレス解消のため、午後から「まかいの牧場」に行くことにしました。
まかいの牧場はYMCAを出て数分のところにあります。
牧場に併設されたレストランでお昼を済ませた後、動物達と触れ合い三昧を楽しみました。
ちょっとした遊具もあります。
この日見えた唯一の富士山w
帰還後、夜食を終えた後やることもないので、しばしテント夜景を撮って、この日も終了。
夜食はお好み焼き。
洗い場まで丘を下って行かなければいけないので、もはや紙皿です。
真っ暗な中で、丘の上にEgnath家のみという、半端ない「ぼっち感」。
しかも何やら今まで聞いたことのないような、動物の鳴き声も聞こえてきます。
「
ホーッ、ホッホッホッホッ、ホーッ!」
ほ、ホエザル?
そう言えば、夕方に草叢で何やら動物らしき物が動いていた様子を見たと、Egnath嫁は言ってました。
そして再び雨が降り始めました。
富士山は拝めるのでしょうか…
ラストチャンスの最終日!
朝4時過ぎ。
最後の望みをかけて、寝床から這い出ました。
富士山はというと…
見えた!
顔を出しているのは裾野だけですが、それでもこれまでで一番良いコンディションです。
頼む! 雲よ晴れてくれ〜!
おっ
おっ?
おー!
今回の出撃で唯一見えた富士山。
家族も慌てて叩き起こしました。
山頂部まで見えたのは数分だけでしたが、間違いなく今回の出撃のクライマックスでした。
…と思っていたのですが……
いきなり豪雨
天気予報では夜から「雨」
当初、レイトチェックアウト予定でしたが、雲が厚く張り出し始め、これ以上の回復は望みないと判断し、早目にチェックアウトすることにしました。
幸い最終日の午前中は比較的晴れていたため、幕は乾燥してます。
撤収の合間に子ども達を遊ばせます。
ところが、「乾撤」目前にして昼過ぎから再びゲリラ豪雨!
なんとかミネルバは本降りになる前に撤収できましたが、カヤードはアウト(泣)
カヤード内にしばし退避…
新幕おろし立て早々の雨撤収と相成りました。
豪雨の中、嫁子を車に避難させ、なんとか撤収完了。
当然、撤収作業写真なんてありません。
その後も雨は弱まる気配もなく、降り続けましたので、撤収強行して正解でした。
それにしても疲れた〜
***
ということで、「富士山キャンプ」という意味では中途半端な結末でしたが、広大な富士山YMCAの魅力を垣間見た出撃でした。
写真にはないですが、雨が止んだスキに場内を少し偵察し、ヘリポートの丘を更に超えた最深部にある噂の名所
「ぴのこの丘」も見学しました。
焼け跡はもはやなく、当時の状況を知るのはもはや草木のみですが、トイレに行くにも徒歩で5分以上はかかるであろう、こんな場所に絶景を求めて突っ込んで行く「ぴのこ家の胆力」に感服しました。
ホント、トイレどうしたんだろう?
またこんな悪コンディションの中、「カヤード」が大活躍してくれました。
元々、「究極のブヨ対策」として購入を決意した新幕でしたが、朝霧高原の細かい霧雨を考えると、このタイミングでの購入は大正解でした(スポオソのセールに乗っかっただけとも言うw)。
オープンタープではキツかったでしょうね。
設営・撤収も簡単なので「快晴」で無ければ、暫く手放せなくなりそうです。
雨撤収は、正に「新幕アルアル」な余計なオチでしたが(笑)
帰りには帰省ラッシュにかかり、「中央道45キロ渋滞」を経験しましたが、11時過ぎになんとか帰宅。
疲れましたが、キャンプ経験値を稼いだ出撃となりました。
おしまい。
番外 朝霧の怪 ! 謎の靴下消失現象!!
最初の不思議な現象は2日めの早朝に発生しました。
Egnath嫁「あれ、あれ、あれー? 無ーい!」
Egnath「どしたのよ?(寝ぼけモード)」
Egnath嫁「靴下が片一方だけ無いんだよー、昨日の夜、枕元に置いといたのに〜」
Egnath「子どもが夜蹴っ飛ばして、どっか行ったんじゃないの(他人事モード)」
Egnath嫁「全部隈なく探したよ〜、それでも無いんだよー!」
Egnath「ふ〜ん、そのうち出てくんじゃね(超他人事モード)」
…そう、完全に他人事と思ってました。
翌朝までは。
Egnath「あれ、あれ、あれ、あれー? 無ーい!」
Egnath嫁「…(熟睡モード)」
Egnath「く、靴下が片一方だけ無い…」
枕元に置いといた靴下がありません(笑)
朝焼けの富士山を撮るため、早起きしたので、ブヨ対策に靴下は必携です。
必死に探しましたが見つからず、やむなく片足だけ靴下なしで撮影に行きました。
ブヨに怯えながら撮影を終え、その後も隈なく探しましたが全く見つかりません。
起きてきたEgnath嫁にも早速伝えます。
Egnath嫁「でっしょー! 昨日、あんた全く無関心モードだったけど、不思議でしょう!」
Egnath「…両方無いならまだ分かるんだけど、何故片方だけ…? ハッ、…もしかして妖怪の仕業!?」
ということで、靴下を片一方だけ盗んでいく妖怪を想像して姿を描く「
妖怪絵心大会」を朝6時から決行しました。
描き手は私、嫁、キャントモ・シン(息子)。
審判は下の娘キャントモ・ヒマワリ。
せーの、ドン!
奥から
キャントモ・シン画伯「ようかい ラビッ盗(ラビットウ)」
右手前
Egnath嫁画伯「ようかい くつしたドロ棒」
左手前
Egnath画伯「ようかい 盗り男(トリオトコ)」
ヒマワリの「推し画伯」は「ようかい くつしたドロ棒」を描いたEgnath嫁画伯。
残念、自信があったんだけどなぁw
結局、靴下は撤収時にインナーマットの下から見つかりました(笑)
ほんとにおしまい。