カヌー!カヌー!カヌー!西湖de合同進水式!!!

Egnath

2020年07月04日 20:20


6月27日(土)、28日(日)、山梨県西湖の「湖畔キャンプ場」で、マイカヌーデビューをしてきました。

実は、直前まで別のキャンプ場で「ファミリー進水式」を行う予定でしたが、新中学のキャントモシンが「期末試験」前であることが発覚。

外出自粛でほとんど学校に行ってないのに…驚

完全にノーマークでした(笑)

ということで、ブログ友達のKさん達が西湖で進水式をするという情報を聞きつけ、急遽ソロでお仲間に入れてもらうことにしました。



血と汗と涙の組み立て


今回初訪問の「湖畔キャンプ場」は、予約不可のフリーサイトとなっています。

西湖界隈は予約不可のところが多いみたいですね。

どうしても出発が遅くなるため、ファミリーで進水式しようと考えていた時は西湖を敬遠してましたが、今回はソロ。

しかも、日曜日の大雨予報に備えて、車中泊予定なので気楽です。


県またぎ移動解禁後も、空いている中央道を飛ばして、1時間半ほどで現着。

想定外の好天気です!

現地にはKさんの学生時代からの「薔薇トモ」D氏(仮名)が先着してました。

D氏は、私も愛用するアウトドアブランド「ホリデーロード」ユーザーでもあり、何度か面識があります。

挨拶もそこそこに、2人で相談して湖畔サイトの絶好ポジションを確保し、タープ設営。

湖面ギリギリを攻めてみました(笑)


やがて、Kさん達も合流。


早速、カヌー組み立ての開始です。
時間がかかることを見越して私だけフライングw


せーのっ!

しかし、昨年「朝霞の森」での組立練習&YouTube動画でコツを体得したつもりでしたが、悪戦苦闘…


アリーはスキンと呼ばれる強化PVC製の「船体布」にウレタン製のマットを敷き、その中にアルミフレームをトンカチで組み付けるのですが、デジタルにパチパチと組み付けていけば完成!という代物ではありません。

すごいアナログで、あちら立てればこちら立たずみたいな、全体のバランスや均等さに細心の注意を払いながら塩梅よく組み立てないと、後の調整でエライ苦労することに…


そうこうする間に、他のメンバーの船が完成していきます。


2キロ先の自由キャンプ場から、 ayaty 旦那さんが来ても、組み立てで忙しく、ほぼシカト(爆)

焦る〜〜!!!


結局、最初のウレタンマット敷きが左右均等になってなかったことが災いして、上手く組み上がらず、3/4ほど完成してたのを全バラシ(泣)。

最初から一から組み直してようやく、

フィニッ〜〜シュ〜 !

諸事情により、組み立て時間は申しませんが、全身汗だくで、上がりまくった心拍数が元に戻るのに、30分ほどの休憩が必要でした。
マジ設営死するかと思った…


おまけに手には無数の切り傷が…


しかし…組み上がると、

このシルエット、美しくない!!?
やはり機能性より、トキメキだっ〜!!!




ちなみに後で、組み立てのコツを探してYouTubeを検索しまくると、このドイツ人?のオッサンは、なんと、トンカチを使わず20分で組み上げてました。


いいか!


手袋つけろよ!


ウレタンは均等に!油断してると痛い目にあうぞ!


説明書なんてクソだ!船首パーツから組み上げろ!!


漢は黙って素手!!!
※ドイツ語?勝手訳


次回はこのオッサンのやり方でやってみます(笑)





合同進水式


ということで、他のメンバーを待たせまくって、漸く進水式。


進水式と言えばお酒!ですが、なんとKさんがおフランス製「モエ・エ・シャンドン」を用意してくれました!

「カバ」でも「キリン」でもない、正真正銘シャンパーニュ地方で作られた、正しき「シャンパン」。

流石プジョー財閥! (爆)




ということで、Aさんが大胆にシャンパンを船首にかけ…


乾杯!



ウメーーー!!!
なぜか無性に喉が乾いてました…

そして、冷えたシャンパンを飲み干し…


いざ、進水!




薔薇トモD氏のカヌーは、インフレータブルーカヌーの「 AQUA MARINA Tomahawk AIR-C 」。
※今見たら、丁度 Amazonでセールしてました…


こちら僅か「10分」で組立完了する優れモノでした。しかも、SAPと同じ作りなので船体はカチコチ。子どもを前に乗せて2馬力で漕いでると早い!
大人と子どもなら、4〜5人は乗れそうです。



Kさんのは、千葉県のカヌーショップ、クリアウォーターカヤック仕様のフジタカヌー「ALPINA-2」

アーバン系キャンパーらしい、オリーブグレーのオーダーカラーが映えてます。

初乗艇は一人乗りでしたが、超速っ!
あっと言う間に遠くへ行っちゃいました(笑)



そして私の「Ally 611 All-Round Canoe」。
今のラインナップにはない芥子色アリー。清水ジャンプで買った中古艇です。


ラダーストロークでのんびり出航〜


今日は一人なので、風が出ると操船が難しいですが、楽しい〜



こんな時、思い出すのは、やはり、伝説的アウトドアマン野田知佑氏の著書のこのフレーズ。

『ひかる風。はねる魚。信じるに足る愛犬ガク。カヌーに満ちるウイスキー。これ以上、なにが必要だと言うのか―苦しく辛い極北の地での心あたたかき人々との邂逅。そして別れ。めざせ、カナダの原野からアラスカのベーリング海まで。自由と思索の川旅3000キロ。さあ、征け。ただ独り、征け。』(「ユーコン漂流」より)










敬愛する野田師匠!!

ついに、ついに、イグナスはカヌーイストになりましたよーーー!!!(感涙)


湖上でランデブーして、談笑してると、

再び、ayaty旦那さんと子ども達が颯爽と登場!


皆で初出艇を存分に楽しみ、キャンプ地に戻りました。




スペシャルゲスト!


キャンプ地に戻ると、前日に参加が決まった、 へり部長 が美人奥さまを連れて登場!

へりさんとは何度もキャンプしてますが、奥さまは初対面。なんでも、 新築した家に合う素敵なカヤックをお探しとのこと(←そうじゃない)。



沼にハマりに来たお二人にたっぷりカヌーで遊んでもらいましょう!w


ってな感じで、へりさんにお土産にいただいた生ゼリーを頂いて休憩した後、




仲間のカヌーに乗りあったり、




ayatyさんに会うため、2キロ離れた「自由キャンプ場」に突撃したりして…


腕がパンパンになるまで、カヌー遊びを満喫して午後を過ごしました。




温泉でクールダウン


たっぷりカヌー遊びをした後、翌日の日曜日は早朝から大雨予報なので、早々とカヌーを撤収することに。

あれだけ苦労して組み立てたアリーも、幸いにしてバラすのはあっと言う間。



テント泊の方々は、今からテント設営。
車中泊で良かった(笑)


へりさんは鎌倉天幕&ナショジオコラボの「HIDEOUT」を設営。実物を初めて見ましたが、夜景映えしそうなカッコいい幕!
作りもしっかりしているし、大空間を確保できるし、とても良いシェルターでした。
これ、次回の合宿宴会幕候補だな…


Kさんは、大雨予報なので最近主力の「コディアック」ではなく、ノースフェイスとヒルバーグ「アクト」の別居スタイル。何気に赤好きねw


準備が済んだところで、たっぷりかいた汗を流すため、近くの日帰り温泉「いずみの湯」に出発!

中の写真は撮らなかったですが、ここ、本格温泉じゃないですがなかなかいい所でした。散々遊んで強張った筋肉がほぐれます(笑)。

自由キャンプ場からは徒歩で行けるらしいので、次回は自由キャンプ場でカヌー遊びしたいな。

たっぷり温泉に入ったあと、キャンプ場に戻ると、




素敵な夕焼けのご褒美が我々を待っていました。


ということで、この後、全く写真を撮らなかったので、タープ下の反省会(宴会)以降の話は端折ります(笑)



梅雨の僅かの晴れ間での進水式でしたが、望外のお天気に恵まれ、楽しい仲間とご一緒できて幸運でした。

始まったばかりのカヌーライフですが、今年は思いっきりアリーで遊びたおすつもりです。何だか、写真部のカヌー持ちも増えそうな感じですし(笑)

ということで、今回参加した皆さんのカヌーライフを祝して、


Bon voyage !(←結婚式の祝辞かっ!爆)


強引におしまい。








カーライル ビーバーテイル ラミネーツ







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