星空ギャラクティカキャンプ in フレンドパークむかわ

Egnath

2020年12月22日 12:22


こんにちは〜、イグナスです。

11月21日(土)〜23日(日)の3連休に、山梨県北杜市にある「フレンドパークむかわ」にファミリー出撃をしてきました。


南アルプス天然水で有名なこの地域には、

「べるが尾白の森キャンプ場」や「三景園オートキャンプ場」といった有名キャンプ場が軒を連ねており、

夏には川遊びを楽しむファミリーキャンパーで大混雑するわけですが、

へそ曲がりな私がこの界隈を訪れるのは、

なぜかオフシーズンばかり(笑)


まあ、毎夏、予約合戦に敗退(というか棄権)してるだけなんですけどね。。。秋なら空いてますw

今回も諸事情により、キャンプ難民になりかけた我が家を救ってくれたのが「フレンドパークむかわ」でした。


とはいえ、消去法で選んだキャンプ場だったため、正直あまり期待せず出かけたわけですが、

結論から言うと、意外な実力?を秘めたキャンプ場でした。





ドタバタ設営からのギャラクティカ


さて、せっかく貴重な連休キャンプ。

遠出して存分に楽しみたいところですが、都内ではコロナの影響で、学校の隔週末授業が継続中。

連休初日はキャントモシンの午前授業がありました。

午後出発で設営時間を考えると、遠方のキャンプ場の選択はありません…うーん、残念。


ということで、3週間ほど前に自宅から2時間程度で行けるところを「なっぷ」で検索。

しかし、良さそうなキャンプ場は既に予約一杯。流石キャンプブームです。


最終的に唯一空いていた「フレンドパークむかわ」を予約。


ところが、それを知ったブログ仲間のしくさんが、過去にこちらを訪れたビッグジュウシン氏のレポートを教えてくれました。

ジュウシンさんの評価は。。。

『駐車場みたいなキャンプ場』(爆)


あらー、やっちまったか?


しかし、近場で予約できそうなキャンプ場は最早見当たりません。


こうして微妙なテンションの中、当日を迎え、



「フレンドパーキングむかわ」に向けて出発〜(爆)




15時過ぎになんとか駐車場(←違う)に到着し、超特急で設営開始!



満車(←違うって)と聞いていた割にはいくつかサイトが空いていましたが、


受付で割り当てられた少し狭目の林間サイトに悩みながら、バルホールを設営。


今季初使用の薪ストも何とかインストールしました。




息吐く間も無く食事準備。


今宵はふるさと納税で買った鹿肉ジンギスカン。

最近、我が家では鹿肉がブーム(笑)


乾杯!

鹿肉美味ー!


戦場のような慌ただしさのなか完食し、ポップコーンをつまんで漸く寛いでいると、あっちゅーまに真っ暗。



外に出ると、期待通り星が出ていました。

よーし、天体望遠鏡の出番です。


というわけで、紅葉下、家族でいきなり天体観測!


すでにPR企画レポートでも書きましたが、まずは火星を導入し、観測開始〜!


2020/12/10
こんにちは〜、イグナスです。今日はナチュログと光学機器メーカーのビクセンのPR企画で頂いた、天体望遠鏡「StarSense Explorer LT 70AZ」の紹介です。ちょっと普通じゃない天体望遠鏡StarSense Explorer LT 70AZは、アメリカの「CELESTRON(セレストロン)」社の天体望遠鏡です。CELESTRON(セレス…



専用アプリの説明通りの怪しい赤い星が見えました(実物はずーっと小さいですけどw)。


その後もアプリのオススメに従って、寒空の中、スターホッピング。


そして、この日、1年前に買って以来、放置プレイを続けていたPENTAX「アストロレーサー」を初使用。



固定撮影で星空を撮る場合、条件よっても異なりますが、10〜30秒ぐらいのシャッタースピードを使います。

しかし、遅いシャッタースピードでは星が動くため、点ではなく線状になって写ることもしばしば。


アストロレーサーは、手振れ補正機能を使ってカメラのセンサーを星に合わせて「ずらす」ことで、天体追尾撮影を可能とするPENTAX独自の機能です。

要は「簡易赤道儀」ですね。


使い方はカメラにアストロレーサーユニットを取り付け、設定画面に従ってカメラをグルグルと回すだけ。

大体1分程度で設定を完了させることができます。


本物の赤道儀よりも追尾可能時間が短いようですが、赤道儀に必要な「極軸合わせ」という作業を自動的に計算してやってくれるので助かります。

あえてデメリットを言えば、暗がりでカメラをグルグルやっている怪しい姿を人に見られてしまうリスクぐらいでしょうか(笑)


ということで設定を済ませて、まずはオリオン座を中望遠50mm(フルサイズ換算75mm)で小手調べ。

シャッタースピードは30秒です。

普通なら広角レンズでもシャッタースピード30秒だと星が僅かに流れますが、ビシッと星が止まりました。


べテルギウス周辺を思いっきり拡大しても、こんな感じ。

おお〜!





では、超望遠ではどうか? 


オリオン座の「股間」部分で怪しく輝く「オリオン大星雲」を撃ち抜いてみましょうw

手持ちのレンズで最大の望遠ズームPENTAX-DA★60-250mmを使って、250mm(フルサイズ換算375mm)でオリオン大星雲をズド〜ン。



絞り開放値f/4.0に合わせてシャッタースピードを40秒に伸ばしましたが、

それでも星が止まってる!

元々、2年前にPENTAXにマウントチェンジをした理由は、このアストロレーサーがあったからですが、PENTAXすげーw


オリオン大星雲が取れるなら、こっちも撮れるはず。


望遠ズームの広角側でアレを探して。。。見つけた!






ギャラクティカマグナ〜〜〜ム!!(爆)

と、叫びたくなるほど図鑑で出てくるようなアンドロメダ銀河が簡単に撮れてしまいました。

アストロレーサー、マジスゴすぎ。


ちなみに上の写真はトリミングしてますが、実際にはこんな感じで撮れてます。


これぐらい取れれば充分ですが、実はアンドロメダやオリオン大星雲は肉眼でも見えるぐらい大きいので、違う星雲を撮ろうと思うと、もうちょい長いヤツが欲しくなります(笑)


すでにコンデジはスマホに駆逐されてしまい、星景写真もスマホでも撮れるようになりつつありますが、これは当分スマホでは撮れないでしょう(爆)


この頃になると、寒すぎて家族は皆テントに籠もってしまい、おっさんの一人部活になりましたが、

晩秋の夜空をたっぷり楽しんでしまいました(笑)




これがフレンドパーキングの実力か。。。


というわけで翌朝。


前日は設営で忙しく、ろくに景色をみる余裕もありませんでしたが。。。。



あれ、フレンドパークって、実は、

絶景じゃない?


マイサイトから八ヶ岳が見え、少し離れたサイトからは甲斐駒ヶ岳がはっきり見えます。


サイト面積は広いにも関わらず、プライバシー感がないので、確かに駐車場然とはしていますが、


全然悪くない、うん。



そして朝食後、併設された公園に遊びに行くと、

ますます絶景〜


甲斐駒ヶ岳を含む南アルプスが一望!


この写真は最終日の午後に撮ったのでテントがありませんが、連休時には「草原サイト」としてテントを張ることも可能です(今回予約一杯で入れなかった)。

外灯が夜、消灯されるかどうかは確かめられませんでしたが、もしそうなら星撮り放題じゃない?


うわ〜、ここにテント張って星空撮りたかった。。。




場内にいくつか遊具もあり(ただし期待は禁物)、原っぱと合わせて子ども的にはかなり楽しめます。




当然フレンドパークの横を流れる大武川(おおむがわ)の河原に降りて、遊ぶことも。



この辺りのキャンプ場では「べるが」「コビット」「篠沢大滝キャンプ場」に行ったことがありますが、

景色の素晴らしさでは、ここが圧勝かも。


結局、2日目の夜は雲がかかったため、残念ながら夜活できませんでしたが、こりゃ夏にリベンジだな(笑)


ということで、以降、翌日も公園で遊び、のんびり過ごして連泊キャンプを楽しみました。



帰りには、美味しい手打ちうどんのお店「杜のうどん屋さん」(要予約)を発見。


先付けや天ぷらのついた美味しい手打ちうどんの後に、ケーキとコーヒーをつけて2000円とかなりリーズナブル。


ちょっと分かりにくいところにありますが、南アルプスを眺めながらランチができます。

本当に美味しいのでこちらもオススメです。


おしまい






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