ゆるキャン△! or サバイバル? ふもとっぱらで父子冬キャンプ!!その1

Egnath

2018年02月14日 12:18



こんにちは〜、Egnathです。

2月10日(土)〜12日(月)の2泊で、ふもとっぱらに父子出撃してきました。

ふもとっぱらは、昨年夏に続き2回めの訪問になります。

前回訪問記事:夏本番!?「ふもとっぱら 」で灼熱キャンプ!!


昨シーズンは初心者らしく千葉方面オンリーで冬キャンしてきたので、この時期に富士山キャンプをするのは初めてです。

実はこう見えて小心者なので、防寒対策など装備面も含め、出撃前は結構悩みました(笑)

おまけに天気予報では、3連休は初日の雨に加えて太平洋側で猛烈な強風が吹くとの予想です…



「ゆるキャン△」でも登場する絶景キャンプの地、ふもとっぱら 。

しかし名物とも言うべき強風により「テントの墓場」とも評されることも。

果たして、冬のふもとっぱらは我々父子を歓迎してくれたのでしょうか?!



いきなり笠雲


さて、自宅をのんびり8時過ぎに出発しましたが、3連休初日にも関わらず中央道は渋滞もなくスイスイでした。

あっと言う間に河口湖IC近くまでたどり着きましたが、ちょいちょい見えてきた富士山に妙な雲が…

ん?


なんだアレ?


10時過ぎにふもとっぱらにたどり着いたところ、巨大な笠雲を被った富士山がお出迎え。

ドーン!!


なんだか凄い迫力…
いきなり富士山がヤル気です。
殺気すら感じます。


富士山頂に笠雲がかかると、天候が荒れると言われています。

既にこの時点でかなりビビりました(笑)



場内にはまだ雪が残っており、なるべく乾いた地面を選択してテントを設営。

しかし私の目が節穴だったのか、この選択で後にひどい目に遭うことに(笑)



昼間はお天気もよく、子ども向けの無料遊び教室も開催されていました。

キャントモ・シン(息子)も借りてきた凧で凧揚げ。

この凧、釣竿とリールを使って揚げる仕組みになっていて、誰でも簡単に揚げることができます。感心。


しかし、夕方近くになると、風も強くなり、どんどん冷え込んできました。

そこで幕内に入り、薪ストーブの前でしばしのんびり。



今回は父子出撃だったので、ミネルバをシェルターにしてコット寝を選択しました。

キャントモ・シンは最近マイクラにハマり、頭の中の8割はマイクラで占められています(笑)

しばらく好きにさせてましたが、あまりにずーっとゲームばかりやってるので、夕食前に教育的指導として「将棋」をすることにしました。


キャントモ・シンは最近になって将棋を覚えました。
私の方は何十年かぶりの将棋で駒の動かし方も忘れてます。

相手にとって不足はありません(笑)


で勝敗の行方は…


当然、叩きのめしてやりましたよ

ヌッハッハッハー(高笑い)



雨、そして…


悔しがる敗者を後に残し、気持ちよく夕食の準備を開始。

初日は「水餃子入り寄せ牡蠣鍋」を作りました。
水餃子の食感に牡蠣の風味が加わるEgnath家伝統の料理です。



うめー!

冷えた身体には鍋が一番ですね〜

キャントモ・シンも最近、牡蠣の美味しさが分かるようになり、ガッツリ食べてました。



そして夜になって雨が降り始めましたが…

幕内の温度でもともと緩んでいた地面に雨が加わり、どんどんぬかるんできました。

しまいには幕内にも水が流れ込み、地面が「田んぼ状態」に。

写真は翌朝の状態ですが、テーブル、椅子、ストーブなどがもうドロドロです。

ふもとっぱらは雨が降るとぬかるむとは聞いてましたが、この水捌けの悪さは想像以上…

キャントモ・シンは「モズク踏んでるみたい」と笑ってましたが、いきなりの悪展開に心が折れかけました…

撤収メンドくさそう…



結局、夜半まで強い雨が続き、星空もなく、泥だらけの落ち着かない幕内でこの日は就寝…




翌朝…


で、翌朝。

目が覚めてテントを出ると、グチャグチャの田んぼが広がってました。



全く「ゆるキャン△」どころではありません。
(地面はゆるいですが)

雪解けの水に昨夜の雨が加わり、虜囚の地、シベリアの凍土のような風景です。

当たり前ですが、天候が急変することもあるので、ふもとっぱらに行くなら、この季節はスノーブーツは必携と言っておきます(強く推奨)。

といいつつ、私は内張なしのビーンブーツだったので、ずっと寒い思いを我慢しましたがw



とは言え、この日は快晴で…



しばらくすると富士山が見えてきました。

つらい夜の後だっただけに、富士山がさらに神々しく見えます(笑)


つづきます。

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